揮発性(volatile)って?

精油は時間が経つにつれて香りが変化していきます。
これは香水もそうですね!
時間が経つにつれてどうして香りの変化が起こるのでしょうか?
今回は精油の揮発性という性質と揮発性の速度によって分けられるノートについて詳しく見ていきましょう。

この記事はこんな人におススメ

  • アロマセラピーの資格取得を目指してお勉強中の人
  • 手作りコスメを作りたい人
  • 精油における化学について学びたい人
  • 香りの変化に興味があり、化学的に知りたい人

精油における揮発性(volatile)

揮発性とは「液体が持つ常温で蒸発しやすい性質」のことです。

蒸発速度=揮発性は精油によって違います。なぜ違うかというと…
分子の量が違うから!

分子が小さいものは、分子間の引き合う力が弱く、気体になりやすい。(揮発性が高い)
分子が大きいものは。分子間の引き合う力が弱く、気体になりにくい。(揮発性が低い)

分子量ってどうやってわかるの???ってなっている方!とりあえずそこは置いておいて、この原則だけ覚えておきましょう。

この知識を頭の片隅に置いておくと後々学習する化学成分の特徴を見る時に化学式から揮発性が高いか低いかが分かるようになるんです!

精油の揮発性が分かると、どの精油が一番に香り、どの香りが長く持続するのかが分かるようになります。

この持続時間を分類したのがノートです。

ノートの分類

・トップノート(topnote)

・ミドルノート(middle note)

・ベースノート(base note)

香水を選ぶ際にも使える知識なので、この3つのノートを詳しく見ていきましょう☺

トップノート(top note)

揮発性が高く、一番最初に感じる香り。
香りの持続時間は短く、10分から30分程で香りは消えてしまいますが、
香りの第一印象を決めるのがこのノート。
トップノートの精油をブレンドすることで香り全体の印象を強調することができる先頭を走るリーダー的存在。

トップノート(topnote)の精油

柑橘系の精油や葉っぱからの精油

マンダリン、ベルガモット、ティーツリー、ペパーミントなど

ミドルノート(middle note)

トップノートの次の揮発性が高く、トップノートの香りが消えるころに香ってくるのがミドルノート。
30分~2時間ほど香りをキープし、香りの全体の印象をまとめる生徒会長的存在。

ミドルノート(middle note)の精油

花の精油や葉っぱからの精油

イランイラン、ジャスミン、ゼラニウム、ローズ、ネロリなど


ベースノート(base note)

ノートの中で最も揮発性が低く、長く香りが残ります。
3時間から半日ほど香りをキープし、保留材として香りを守る守護神的存在。
重みのある香りが多く、安らぎを与える精油が多いのも特徴。

ベースノート(base note)の精油

樹脂や木、根かかの精油

サンダルウッド、ヒノキ、フランキンセンス、ミルラなど

まとめ

ノートのキープ時間は香りによって様々ですが、それぞれのノートを知っておくとバランスの取れた香りをブレンドしやすくなります。

揮発性の性質を知って、ノートを知った上でブレンドしたり、香水選びを楽しんでみてください!